会長挨拶

原点回帰で新たな一歩を

高山ロータリークラブ

会長 長岡俊輔

会長:長岡俊輔

ロータリーの素晴らしさを感じよう

2022年2月24日ロシア軍がウクライナへ全面侵攻を開始しました。それから2年以上経過した今でも紛争は継続したままです。2023年12月にはイスラエルとハマスの武力衝突が勃発し激しく争いを続けています。人間の歴史を振り返ると戦争をしていない時期はほとんどなく、いつも世界のどこかで人々は傷つけあい、争い、殺し合っています。ロータリーの掲げる「世界平和」は至高の価値を持つと同時に、成しがたく、遠く困難な道のりであると改めて感じます。

ロータリーは親睦・友愛を苗床に職業奉仕が生まれ、それが社会奉仕に発展し、それが世界に広がって国際奉仕へと成長しました。また、それらを貫く思想を「奉仕の理想」と呼んでいます。つまり、全ての奉仕は親睦と友愛を土台として初めて目指すことが出来る理想であり、ロータリー活動に最も重要なのは親睦と友愛であると私は確信しています。世界平和という至高の価値も親睦と友愛の広がりの先にあるものだと信じています。

我が高山ロータリークラブには70年もの歴史があり、その歴史の中で多くの素晴らしい先輩方が親睦と友愛を深め、真摯でありながら優しさを感じられる素晴らしいクラブの雰囲気を造り上げてこられました。今、その高山ロータリークラブに籍を置く私たちは、その価値を改めて認識すると同時に、未来に繋げていかなければなりません。同時に、個々のメンバーにとってのロータリーの価値観は均一化されるべきものではなく、それぞれが自分にとってロータリーがどのような価値を持っているかを認識し、他のメンバーの価値観を許容したうえで親睦と友愛を深めることこそが職業奉仕、社会奉仕へと広がりを見せるものになろうかと考えております。

素晴らしい先輩の話を聞くこと、メンバー間で悩みや相談を解決し合うこと、楽しい時間を共有すること、それらの場である例会に参加するという基本的なロータリアンの権利をメンバーに大切にしていただけるような一年にできるよう非才なる身ではありますが職責を全うしたいと思いますのでご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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